デビュー 400字小説




「デビュー・出美遊」
二〇〇一年夏、案内してくれたKの悪戯でケンと弘子は、神の島・久高島のカベール岬の先でハグする羽目になった。しかし、その時はそれが幸運の始まりとは知る由もなかった。
翌年、Mtシャスタの弘子のInn、キバでケンは遊書ライブのデビューをした。客の目の前で閃いた言葉を書く。アメリカ人もその日本の文化、美に称賛をして喜んだ。ここは七大霊山と言われており聖なる気が流れていた。ケンはカタコトの英語でも心が通じた。あるインデアンの血を引く女性は、自分の名前が漢字訳されて、その意味を聞いた時、思い余ってハグだけでなくケンの唇にキスをした。
ボストンでデビューをする予定が弘子のいる、Mtシャスタに変わった。それは人為の都合ではなく、久高の神とMtシャスタの神の意志によるものだったのかもしれない。無名で初デビューだったが、大成功を収めた。
「死んでもいいと思えるほどうれしいと感じた時、その思いを大切に世のために人のために生きてみよう。魂は永遠だから・・・」
この書が売れた。
  
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