人生の特等席







クリント・イーストウッドの枯れた演技が見もの!
マカロニウエスタンからは見違えるような・・・
ハッピイーエンドがお決まりではあるが、いい映画でした。
家庭を顧みず、メジャーリーグ・スカウトマンとして生きてきた父。視力が衰え、目がかすみ始めた彼の最後のスカウトの旅に手を貸したのは、父との間にわだかまりを感じ続けてきたひとり娘のミッキー。妻を亡くし、男手ひとつで育てようとして育てられなかった父娘の旅の最後にそれぞれが見つけた人生の特等席とは。稀代の名優の見納めと思われた『グラン・トリノ』以来、クリント・イーストウッド4年ぶりの主演作である本作を監督するのは、20年近く彼のもとで共に映画を作り続け、生涯でただひとりの弟子と認められた、イーストウッドDNAの継承者ロバート・ロレンツ。見る人を心の底から幸せにする、父と娘のハートウォーミング・ストーリー