クリスマスに寿司の花詩




クリスマスの贈り物(小さなビッグな愛の物語)
~クリスマスに寿志の花詩~


2002年、6月30日。何の日か覚えておられますか?サッカーのワールドカップの決勝戦が横浜であった日です。この日、ある男はロイヤルシートで観戦をすることが決まっていました。この日程が決まった日から、とある筋から招待を受けていました。そんな折に、ペンションを経営する、とある男のもとに予約が入りました。予約した人が那覇で、個展・遊書ライブでデビューするというものでした。
 予約した人は、周りのたくさんの人から諌められました。とある男が招待を受けていて行くことになっているのを聞いていたはず、知っているはずと・・・。予約した人は慌てて、巻紙1本にお詫びの書を毛筆で書き上げました。「どうか、ロイヤル観戦をしてくださいますようにと!」
6月30日、とある男は予約した人のためにペンションのすし席で天下一品のすしを握りました。、サッカーを愛しサッカー少年として明け暮れた思い出を胸に秘めて、たった一人の男のために・・・。
この世にはサンタクロースも及ばない、小さな愛の物語がたくさんある。世界中のあちこちに小さなビッグな愛の物語の花が咲いている。小さな小さな愛の物語がいつの日か平和の花を咲かせる。