一語一会





一語一会
夜中の0時30分から2時5分まで、アメリカのアクターズ・スタジオの副校長ジェームズ・リプトンによるインタビューで
バーブラ・サンドラサイドが俳優論・監督論・映画論を語っていて、聞き入って感動した。
○「何かをやろうと決めた瞬間、すべてが味方になる」
○「心をこめれば心に届くのよ」
 翌25日深夜はトム・クルーズのインタビューで
○「文化の偉大さは夢の大きさに比例する そしてそれを創造するのはアーチスト達である」
○「よき仲間達を持つことが人生成功の最高の鍵である」
○天国の入口で神に言われたい言葉「人のためによく尽くしたねと認められる言葉、よくやったね」と言われたい。

この言葉を聞いたときはウーンと唸ってしまった。そんな言葉が自然に言えるようになりたいものである。
 ほかにも心に響いた言葉が沢山あったが、ある面で言葉の性質上、記憶が薄れてしまう。
日本の女優で監督であそこまで語れる、人間的魅力を持った人は残念ながらいないであろう。
人間的魅力、そこにいるだけでその人間性が伝わってくるようなもの、語る言葉によって聞く人を魅了する。
そんな人になりたいと思う。なれなくともめざす志は大切したいと思う。彼女曰く、好きな言葉は「真実」、嫌いな言葉「不可能」。
なんとシンプルで妙を得た回答であろう。やはり、言葉は人を著す。そう痛感する。
言葉を磨くことによって心を磨いていき、それが研ぎ澄まされていく。
『一語一会』で周りの人たちに感化し影響を与え、互いが研鑽されてゆく、
一人ひとりが言葉の重要性を認識して高めあってゆく。